【新社会人必見】おすすめビジネス書3選
私がこれまで読んできた様々なビジネス書のなかから、これはもっと早く出会いたかったと思った、おすすめビジネス書3選を紹介します。
私は病院という医療保険に守られた少し特殊な業界で働いていますが、そんな一般社会の情報に疎い私でもこれからの人生を考えるきっかけとなった本を紹介します。
①「心を高める、経営を伸ばす」 稲森和夫氏
1月21日[2] - )は、日本の実業家。京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者。公益財団法人稲盛財団理事長。「盛和塾」塾長[3]。日本航空名誉会長。 Wikipediaより引用
「人生の目的」「素晴らしいリーダーとは」「企業の在り方」など新社会人から経営者まで幅広く参考になる1冊。私が入社したての頃に上司からいただいたが、今となっても悩んだ際には読み返す。そうすると、悩みを解決するためのヒントが必ず書いてある。私が特に印象に残っている内容は「考え方×熱意×能力」という一文。能力がなくても考え方と熱意で素晴らしい人生を送ることができる。その一方で、熱意と能力があっても考え方を間違えると失敗(世のためにならない)する。
「金も要らない、名も要らない、命も要らないという奴ほど始末に負えないものはいない。しかし、始末に負えないものでなければ国の大事を任せるわけにはいかない。」
信念を持ち、目の前の仕事を一生懸命取り組むことの必要性や、 渋沢栄一氏の「論語と算盤」も道徳と金儲けと相反するがどのように共生するのが正しいのか、という点についても本書より理解することができる。社会人としての道しるべ、を示してくれる一冊。
②「シン・ニホン」 安宅和人氏
AI×データ時代における日本の再生と人材育成について、400ページを超える内容であるが、これまでの日本とこれから取り組むべき課題についてわかりやすく記載されている。現代は歴史的な革新期。その中でAIネイティブ時代をどう捉え、生き延びていけばいいのか?、子供にはどんな経験を与え、育てればいいのか?、すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか?など様々な世界の情報をもとに著者の安宅和人氏が解説されている。これからは生産性だけではAIに敵わない。「夢×技術×デザイン視点」で「未来を創る」。これまで様々なビジネス書を読んだが、それらの内容がこの一冊には詰まっている。
一日生きることは、一歩進むことでありたい。 by湯川秀樹
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③「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」 新井紀子氏
橋大学法学部に入学。高校までは数学が嫌いだったが、大学の数学の授業で、数学の面白さに目覚め[4]、松坂和夫教授に師事。大学4年時に、数学基礎論の
研究が盛んだったイリノイ大学数学科に留学し、竹内外史教授に師事。1年でイリノイ大学数学科を優等(magna cum laude)で卒業した後、奨学金を受けて、イリノイ大学大学院5年一貫制博士課程 数学研究科[5]に進学。1990年に修士号を取得[6]。2009年度日本OSS奨励賞受賞。2010年文部科学大臣表彰[10]。2018年日本エッセイスト・クラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞[11][12]、大川出版賞[13]、TOPPOINT大賞受賞[14]。2019年、ビジネス書大賞受賞[15]。内閣府総合科学技術会議ICTワーキンググループ委員、文部科学省科学技術・学術審議会総合政策特別委員会委員、日本学術会議連携会員、国立大学法人一橋大学経営協議会委員、独立行政法人大学評価・学位授与機構運営委員なども務める[10]。
Wikipediaより抜粋
読解力がない人間は仕事を奪われる。2016年時点でAIの偏差値57.1。しかしAIには超えられない読解力と常識の壁がある。「3人に1人は簡単な文章も理解できない」とこれまでの課題とそれに対してどう対処していくのか。子供に公文で何を学ばせるのか、自分はこれから何を学ぶべきなのか。AIにできること、人にしかできないことを理論的にわかりやすく解説された一冊。
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④まとめ
今日、ご紹介した3冊はすべての社会人に通ずる内容ではないかと思います。一般社会の情報に疎かった私でも、これらの本を読み、様々な大切なことを学び、そして今も読み返しています。それぞれの内容は概要部分が多いので、社会に出て必要なことを感じた際には専門書を読み、たまにこの本に帰ってくるのもいいと思います。
以上、【新社会人必見】おすすめビジネス書3選でした。最後までご覧いただきありがとうございました。少しでもこの内容が参考になれば幸いです。